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作っているのはこんな人





長崎県の中央に位置する大村市はその昔、大村藩の城下町として栄えた往時をしのぶ城跡など、古い史跡が残っている一方、世界初の海上空港として有名な長崎空港があり、長崎の空の玄関口としての役割もになっています。

その長崎空港から車で、約5分。大村インターチェンジの前の信号を左折すると、まもなくJAかやぜ支店に到着。目指すハウスはその裏手の日だまりの中に建っていました。

このハウスの主が、大塚和幸さんです。 年齢は、23歳。一見、まだ高校生のようなはにかんだ笑顔の奥に、きらっと光る農業への情熱……、頼もしい2代目です。

このハウスの特徴は、仲良しファミリーの「職場」ということでしょう。お父さんの大塚隆之さん、お母さんの京子さん、そして長男の和幸さんの3人の息の合った共同作業で、2000m2と2500m2の広いハウスをきりもりしているのです。

お父さんの隆之さんは、韓国の釜山、慶州でいちご畑や葉もの水耕栽培の視察旅行から今、帰国されたばかりとか…、研究熱心なご一家です。

大塚家はもともとみかん農家でしたが、昭和52年からいちご栽培をこころみて、1000m2から徐々に増やしていき現在はいちご栽培専業。

先陣をきって3年ほど前から、ベンチ栽培を取り入れています。これは畝の中に温水の管を通して土の温度を一定に保つ方法で、長崎とよのかいちごの美味しさを支えるとともに、立ったままで作業ができるので体も楽だし、作業効率もあがる、という画期的な栽培方法だそうです。

◎お父さんの隆之さんから、ひと言!
息子が県立農業大学校で農業を勉強して、私のあとを継いでくれたのが、まず我が家の一番の収穫ですね。農家も高齢化が進み、後継者不足は深刻ですから、その点はほっとしています。
これからは、県外や外国にも視野を広げて、がんばってもらいたいと思っています。

◎お母さんの京子さんから、ひと言!
収穫は早朝、気温が低いうちにひと粒ひと粒ていねいに手摘みし、午後からはパック詰めや畑の見回りなどがありますので、私たちは一日のほとんどを、このハウスの中で過ごしています。夫婦、親子がいつも一緒なのが、私のいちばんの幸せ。
もし、それぞれが別の職場だったら話題もマチマチでしょうが、我が家の場合は「長崎とよのかいちご」が話題の中心です。できれば、息子のお嫁さんも一緒にいちごを作ってくれる人だったらいいな、と思っているのですが…。

◎2代目から、ひと言!
「長崎とよのかいちご」づくりのポイントは、ハウスの温度管理と花芽を確認してから定植する時期の見極め。父を見習いながら、しっかり受け継いで、これからも面積を広げながら増収をはかっていきたいと思っています。早めに結婚して、両親を安心させたいですね。

◎お近くにお越しの節は、ハウスへどうぞ!
「長崎とよのかいちご」の味の特徴は、酸味と甘味のほどよい調和。
その上品な味わいを贅沢に楽しむ方法は、ハウスに来て、摘みたてを食べること。ふらりと立ち寄って、わけてください!とおっしゃる方もいらっしゃるんですよ。



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