|
諫早方面から有明海を左手に眺めながら国道251号線を車で走り、国見町に入ると、イチゴのビニールハウスがあちらこちらに目立ち始めます。
国見町は高校サッカー日本一の国見高校に代表されるサッカーで有名な町でもあります。
今回ご紹介するハウスの主、JA島原雲仙地区の清水秀文さんもサッカー少年でした。現在彼が所属している社会人クラブは、県下有数の強豪チームなのだそうです。清水さんはスポーツマンらしく、さわやかな笑顔で迎えてくれました。
清水さんは農業高校を卒業して農協の指導員になりました。その後、農協勤務を辞めて農家を継ごうと決めたは、意外にも彼の"ひらめき"だったのです。
親にも相談せず、一人で決めたそうです。「当時67歳だった父親が、元気なうちに一緒に作業をして、仕事を習い覚えたいと思ったから」というのが主な動機でした。
このいちごの特徴は「おしり(後ろ部分)が大きいこと。色が少し薄いこと。水分がたっぷり含まれているので、生で食べると一番おいしいこと。子どもたちが大好きなんですよ」と清水さんは説明してくれました。
清水さんのハウスからは、一日平均300〜400パック(1パック約330g)の、とよのかいちごを摘み取ります。実が熟れて硬い早朝のうちに収穫しますから、作業は日の出とともに始めて約4時間かかります。お昼すぎると実が柔らかくなり収穫できないのです。収穫の後、自宅で選別し、それから農協の出荷場へ持ち込みます。
収穫は5月の連休前まで続きますが、腰に負担がかかり、春先には体力的に疲れが出るハードな仕事です。
「一番やりがいを感じるのは、夫婦一緒に仕事ができること。農業は自分がやりたいことを、納得できるまでやれる仕事です。農業高校を出ましたし、もともとボクは農業が好きなんですね」と笑う清水さん。ちなみに奥さんとは6年前に恋愛結婚したそうです。
◎農協の後輩から「清水さんは何でも頼める面白くていい人」と慕われているそうです。それでは最後に、清水さんからとよのかいちごのPRを一言!
「おいしいいちごを、心を込めて作っていますので、どうぞ安心して食べてください!」
|