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いちご学

目次
1. いちごの歴史
(プロフィール
2. 品種でふりかえる
いちごの歴史
3. 全国のいちご
生産の状況
4. 世界のいちごの
生産概況
5. いちごの栽培
6. いちごの栄養
7. いちごの選び方
と保存方法
いちごの歴史(プロフィール)
いちごの歴史(プロフィール)
 平安時代の有名な随筆『枕草子』の中に、「あてなるもの・・・いとうつくしき稚児のいちごなど食いたる」(現代訳「上品なもの・・・とてもかわいい幼子がいちごなどを食べている様子」)と今から千年以上前の文献に“いちご”という言葉が出てくるように、いちごは、大昔から日本で食べられていました。それに、小さな女の子がかわいらしくいちごを食べている様子は昔から絵になったようです。しかし、この時代のいちごは、木いちごのような野生種であり、今私たちが食べているいちごとは違います。現在の形状のいちごは、大航海時代にアメリカ大陸の野生種がヨーロッパに持ち込まれ、オランダやイギリスで交雑され、江戸時代末期にオランダ人により長崎に運ばれてきたと言われています。
  日本では、明治32年に福羽逸人博士により「福羽」という品種が育成され、多くの日本のいちご品種の基礎となりました。その後、戦後の高度成長期、昭和35年ごろから関東で「ダナー」、関西で「宝交早生」、九州で「はるのか」が主流に栽培され、またハウス栽培の普及やいちごの栽培技術が確立されて生産量が増加し、昭和40年代以降いちごはようやく庶民の口に入るようになりました。そのころは4月〜5月が出荷の最盛期でしたが、その後促成栽培の技術(冬が来る前に寒さに当たらせ冬の期間はハウス栽培で温度管理して春が来たといちごに思わせる)が確立され、大幅に出荷時期は早まり昭和40年代後半頃からはクリスマスの頃にもいちごの出荷が可能となり今ではすっかり冬の顔となりました。クリスマスケーキやアイスクリームなど業務用の需要も多く、日本のいちごの消費量は世界でもトップクラスです。 
 
ハウス栽培の様子    近年普及しつつある、床を1 m ほど上げた「高床栽培」の様子。立ったままの作業が可能となり、収穫作業が軽減されました。

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